日本の食事事情

商業の発展と共に、現在における生活の利便性が高くなりました。ライフスタイルに合わせて、24時間開いているコンビニやスーパーマーケットの登場や、手軽にお湯を足すだけで簡単に食べられるインスタント食品の普及によって、「食事に時間をかけない」生活をする人が多くなりました。

しかしながら、こうした食生活の変化によって、食事の重要性が希薄になりがちになっています。例えば、仕事や学校で時間に追われている時に朝食をとらなかったり、夜に間食として冷凍食品やカップラーメンなどの簡単な食事をとるようになったりで、生活習慣に限らず、食事の栄養バランスも偏りやすくなっています。

大学生の食事

大学生の食事事情についてアンケート調査も実施されており、それによると大学生の約半数が、食事を簡単に済ませてしまうという結果がでています。

アンケート調査に協力した大学生の生活スタイルは、実家暮らしが6割、1人暮らしが3割、シェアハウスや同棲生活をする学生が1割となっています。

「普段の昼食代にどれくらいかけますか?」という質問に対し、1人暮らしの学生では400円以内で済ませる人が多かったのに対し、実家暮らしの学生では、500円という結果がでており、実家に暮らす大学生の食費は1人暮らしする学生と比較してやや多めという結果がでました。

また、食べる空間にも変化がみられ、「昼食はどこで食べることが多いですか?」という質問に1人暮らしの学生は大学の食堂を選んでいる人が44%。同様の質問に実家暮らしの学生は、49%の人が食堂以外の場所で昼食をとっていることがアンケート調査によって浮き彫りになりました。

食事の栄養バランスが不足しがちなインスタント麺やカップ麺をどれくらいの頻度で食べるか?という質問では、1人暮らし、実家暮らしどちらの学生も1ヶ月に数回程度食べる割合が高いことがわかりました。

1人暮らしや実家に暮らしながら大学に通う学生の生活には、大きな差がありません。しかし、比較すると1人暮らしをする学生のほうがコストを意識した食生活を送っています。

食事つきの学生マンションの魅力


*画像はイメージです

日本全体の食事事情に伴い、学生の食生活にも影響がでています学生が栄養バランスの取れた食事を毎日摂取しているかというと疑問に残りますし、これから1人暮らしの予定がある学生や保護者も健康面では不安になる人もいるのではないでしょうか。

そこで、食事つき学生マンションへの入居をおすすめします。管理栄養士によって栄養バランスの考えられた食事が毎日提供されているだけでなく食事に飽きてしまわないよう、和食や洋食などの多くの料理を作っています。

取材で伺った、知人が入居している上智大学の学生マンションでも、寮母さんが住み込みでいらっしゃったり、調理士がメニューを管理していたりしていました。食堂は食事以外の時間にも学生が集まり、交流スペースとして利用されています。
「家庭の食事がしみる」、「温かい食事がでてくるのはありがたい」、「友だちとゆっくり一緒に食事できる時間は貴重」などの声も聞かれ、学生たちの憩いの場となっているようでした。