メガネメーカーJINSの新たなプロジェクト
「JINS(株式会社ジンズ)」といえば、全国に展開している有名メガネチェーンです。
日本でニーズの高い眼鏡を安く高品質で販売している国内メーカーとして、1991年の創立以来若者を中心に大人気となっています。
これまでも人気キャラクターとのコラボ商品やオリジナルデザインをアプリを使って注文できるなど斬新な営業を展開してきていますが、今大きな注目を浴びている事業の一つに「JINS MEME BRIDGE」があります。
まず「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」は通常のメガネに加え、3点式電位センサーや加速度センサー、ジャイロセンサーという3つのセンサーを搭載したもので、高い集中力やパフォーマンスを引き出すことができるようにしています。
参考サイトはこちら→JINS MEME
「JINS MEME」は高性能・高品質の製品でありながら39,000円(税抜)という他メーカーの一般的なメガネ価格と同じくらいのコストを実現しています。
「JINS MEME」のメリットとしては、かけている人の眠気を察知してそれを覚ましてくれる機能があったり、細かい手作業や集中を必要とする人のために、あらかじめそれをサポートする視界を維持してくれるということです。
デザインは今のところ黒フチのラウンド型のみとなっていますが、顔型や年齢・性別を問わずに似合う平均的デザインとなっており、オプションで度をつけたりグラス部分にカラーを入れたりすることができます。
更に進化する「JINS MEME BRIDGE」
そんな「JINS MEME」をより進化させたのが「JINS MEME BRIDGE」です。
「JINS MEME BRIDGE」は2017年2月よりリリースされた「JINS MEME」と共に使用することにより入力を簡易にすることができるアプリケーションです。
主な機能は「JINS MEME」をかけた状態でアプリケーションに「JINS MEME BRIDGE」を使用することにより、眼球の動きをとらえ視線のみで操作ができるコントローラーにすることができるというものです。
これは身体の障害により手足を自由に動かすことができない人にとって非常に有用なもので、他にも操作がうまく行うことができない高齢者などにも便利に使用できます。
もちろん一般の人がより簡単な操作性を求めて使用することもできます。
メカニズムは「JINS MEME」に設置されている3種類のセンサーにより、瞬きの回数や視線の動きを察知することでアプリケーションに情報を連動させるというもので、思ったことを瞬時に動作として実行できます。
これは心と体を連動して一つの動作にするという画期的なもので、今後もより高度な技術を開発する予定といいます。